A-PRO-1
最小で、最強
すでに業務ベースでは、映像伝送の基本となっているHDMI。A-PRO-1は、2系統の4K/60PのHDMI映像・音声信号が処理可能な、コンパクトAVミキサーです。 各種コンバータで培った技術をベースに、SUB入力された信号をMain側の信号フォーマットに自動的にコンバート。ユーザーは、映像の解像度やフレームレートの違いを意識することなく、2つの映像信号の合成や切り換えが行なえます。映像信号の「無理難題」を解決する、コンパクトAV ミキサー。それがA-PRO-1。 更に【Ver.2】では1台の4Kカメラの映像を切り出し拡大できる「ROI切り出し機能」やeスポーツ等で必要な240pまでのハイフレーム処理に対応するなど、多くの機能を追加いたしました。
A-PRO-1 製品の特長
HDMI 2 入力2 出力の 4K AV Mixer
入力・出力ともに、メインとサブの2系統を備えています。HDMI2.0に対応し、最大3840×2160/60Pまでの入力が可能です。HDCP2.2に準拠し、許諾を受けた著作権保護コンテンツも扱えます。(*出力は HDCP2.2に再エンコードされます)
Mix/Wipe/PinP/Keyerを備えた1M/E仕様
内部に映像ミキサーを備えており、ミックスやワイプといった映像転換に対応します。キーヤーは、ルミナンスキー及びクロマキーで、スーパーインポーズや実写映像の合成も可能です。PinPも備えており、2画面合成も行えます。
もちろん、音声も連動
HDMIで入力された音声は、内部のオーディオミキサーで処理されます。2系統の音声ミックスだけでなく、映像と連動しての切り換えも可能です。音声は、メイン・サブ両方のHDMIから出力されます。
全入出力にアップコン / ダウンコンを内蔵
内部は4K 8bit/4:4:4もしくは4K 12bit/4:2:2で処理。HDソースは4Kにアップコンバートし、出力はHDへのダウンコンバートができます。 HD出力では、プログレッシブからインターレースへのP/Iコンバータとしてもご利用頂けます。(*【Ver.2】ハイフレーム入出力時、内部処理はHDとなります)
驚くべき低遅延処理
MainのHDMI端子に入力された映像は、1msec以下の低遅延で2系統出力します。音声との同期が重要となる音楽ライブ映像や、遅延が許されないeスポーツ等の映像を、映像配信とプレイヤーへのモニターに分配するといった用途にも最適です。 (*システムのフレームレートをMainの入力に一致させる必要があります)
プラグ & プレイ + フレームレート変換
入力の映像信号は、自動的にシステムのフレームレートに変換されます。パソコンからの60P 出力はもちろん、ヨーロッパで主流の50P/25P、映画でお馴染みの24P といったフレームレートにも対応できます。
※HD出力での24p,23.98pには対応しておりません
静止画を本体に保存、再生可能
HDMI入力からのキャプチャ、もしくはLAN経由の転送で、静止画を4枚まで本体に格納できます。 静止画は映像ソースとして利用できるのはもちろん、テロップやウォーターマークなどキーソースとしてもご利用頂けます。
多彩なコントロール
フロントパネルでのシンプルなオペレーションだけでなく、USB接続したPCアプリケーションから、またLAN経由ではTELNETコマンドを使って、多彩なコントロールが可能です。
静止画を本体に保存、再生可能
Mainの信号が途絶えた際に、自動でSub入力や静止画に切り換えます。加えてSNMP TRAPによる障害報告の発報、TELNET/FTPによる信号切り替えや障害画像の取り込みにも対応します。
複数台連動機能
複数台のA-PRO-1をネットワーク接続することで、各種操作を連動させることができます。 これにより、HDMI4本による8K映像切換や、マルチディスプレイによるデジタルサイネージの映像演出にもご利用頂けます。
堅牢なボディ設計
四方にプロテクターを配し、落下・衝突といった衝撃から本体を保護します。入出力のHDMIには、脱落防止用のネジも装備。 電源にもスクリューロック機構を採用し、不意の事故による動作停止を徹底的に排除する設計となっています。
様々な場所に固定可能
本体天面と底面に、1/4インチネジ穴を配置しています。 カメラ用三脚等のアクセサリを使って本体を固定できるだけでなく、複数台を上下に積み重ねる際にも、本体の固定用として便利にお使い頂けます。