MNB4000ENC
概要
4K標準搭載 高画質転送が手軽に行えます
圧縮フォーマットはH.265/HEVCを採用。2K〜4Kまでサポートしています。 コンパクト設計(1U 1/3)で持ち運びしやすく、リアルタイムと蓄積機能の両方を搭載しているため、 環境(例:海外など)を選ばずに伝送することができます。 監視の用途に最適な製品です。
特徴
1.PCレスで設定が可能
機器本体正面に設定用の操作コンソールを標準搭載しているため、初期設定や運用後の設定などをおこなえます。初めての方でも設定変更が容易にできます。
2.GENLOCK標準搭載
BB、3値入力同期に対応したGENLOCKを搭載予定です。(今秋以降)
FSが内蔵されているためコストがかからず局内の設備に同期を合わせることができます。
3.プリセット機能搭載
全設定のプリセットを、最大10個まで登録可能です。汎用されている機材や伝送の度に設定変更をおこなうような現場で活躍する機能となります。
4.エラー訂正機能
公衆回線などで有効なFEC/ARQを搭載しています。パケットの到着遅延・揺らぎ・入れ替わりなどにも強固な設計となっており、安定した伝送をご提供できます。
5.コンパクト設計
148x42x240mmの1U 1/3サイズ設計。小型設計ながらも実用性を考査したインターフェースを搭載しています。また、質量も1.5kgと軽量で持ち運びに困りません。
6.多彩なインターフェース
A/Vインターフェースは、12G/3G/HD-SDIに対応しており、蓄積カメラ用のパススルー・セキュリティなどの機能も充実しています。
7.ファイル蓄積機能
MNB4000ではライブ映像を送りながら、エンコーダ/デコーダそれぞれに接続した蓄積デバイスに映像/音声を同時蓄積することが可能となる予定です。(今秋以降)
運用例
インターフェース
仕様
MNB 4000ENC | ||
ビデオ符号化 | 符号化方式 |
HEVC Main、Main 10、 Format Range Extensions(4:2:2 / 4:2:0、8/10bit、up to 4K 60P) |
ビットレート | 2K:500kbps〜52Mbps、4K:500Kbps〜52Mbps※1 | |
オーディオ符号化 | 符号化形式 | MPEG-1 Audio Layer2、MPEG-2 AAC-LC、SMPTE302M(LPCM) |
ビットレート | 128Kbps、192Kbps、256Kbps、384Kbps | |
AVインターフェース | ビデオ信号 |
SDI入力:12G/3G/HD BNCx1 SDIスルー出力:12G/3G/HD BNCx1>※2 |
オーディオ信号 | SDIエンベデットオーディオ入力:4CH※2 | |
DVB-ASI出力 | BNCx1(EN50083-9準拠) 188/204バイトパケット | |
パケットロス対応 | エラー訂正機能(FEC,ARQ) | |
ネットワークインターフェース |
10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T RJ-45x2 Auto-Negotiation / Auto-MDIX対応、PPPoE対応(LAN1ポートのみ) |
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シリアルインターフェース | RJ-45x2(RS-232C) | |
蓄積インターフェース | USB3.0 ポートx2※3 | |
電源 | DC 8-18V 30W(ACアダプタ使用時 100-240V 50/60Hz) XLR-4ピン | |
外形寸法 | 148x42x240(mm) 突起物を除く | |
質量 | 1.5kg | |
動作環境 | 温度:0〜35℃ 湿度:20〜90%(無結露) | |
標準付属品 | UTPストレートケーブル (3m)、ACアダプタ、電源ケーブル、 RJ-45⇔D-SUB 9ピン変換アダプタ、マニュアル |
※1:ビデオビットレートは低レートの設定が可能ですが、映像・音声の情報量に依存しますので画質や音質を保証するものではありません。
※2:将来的にHDMI機能を搭載することを計画しています。
※3:USBストレージの制約:ハードウェアによる自動暗号化機能の付いた製品は使用できません。ファイルシステムは[FAT32]を使用してください。蓄積機能の搭載は今秋予定です。