HLD-540DC
概要
自社開発のHEVC/H.265デコーダ及びMPEG-4 AVC/H.264対応コーデックコアを搭載したマルチスタンダード対応のスタンドアロン型ユニットです。
放送市場においては24時間/365日の連続稼働が求められ、これに対応すべくハードウェア・デコード処理による安定動作を実現しました。
また、放送素材には色再現性の高いカラーフォーマット4:2:2 が使われているため、このフォーマットをサポートする“Range Extensions”(10bit, YUV422)規格にも対応しています。
伝送用のインターフェースとしては、IP伝送用に100BASE-TX、1000BASE-Tを各1ポート、FPU伝送用にDVB-ASIを1ポート装備し、他にRS-232Cポート、同期信号(GenLock)入力を装備し、筐体サイズを1/3Uサイズ(H:39mm W:146mm D:185mm)の小型サイズで実現しました。
特徴
・HEVC/H.265デコーダ&MPEG-4 AVC/H.264コーデックに対応
モード切替でH.264コーデック、H.265デコードに対応
・自社開発のHEVC/H.265ハードウェアデコーダコアを搭載
ハードウェアデコード処理による安定動作を実現
・Range Extensions(10bit, YUV422)に対応
高精細が必須の素材伝送に対応
・IP伝送 と DVB-ASI伝送 に対応
IP(Gigabit Ethernet) : IPv4/IPv6、FEC、ARQ (再送制御) に対応
DVB-ASI : FPU の外付けコーデック等に利用可能
・1/3U (A5相当)のコンパクトな筐体
H:39mm W:146mm D:185mm筐体の小型サイズ
・SNMPに対応
各種MIB情報からの監視や、問題発生時のSNMP Trapの発行が可能
・オプション機能
MPEG-2エンコーダ/デコーダ
MPEG-2 AAC_LC(5.1ch)
IP Gateway(DVB-ASI⇔IP変換)